IGARASHI Ayuka

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五十嵐 鮎佳(中学2年生担任)

英語科教諭 2019年度 常勤講師として採用

 

立教大学文学部英米文学科を卒業し、教員になる前は10年ほど医療業界で勤めていました。今年で教員6年目になります。現在は中高一貫部で中学2年の担任をしながら英語を教えています。部活動では、高校時代から続けている弓道を顧問として教えています。

 

 

教員に転職しようと思った理由

今までの人生でさまざまなライフイベントを経験し、そこで得た気づきを活かせるのは教員しかないと思ったからです。それまでは子育て優先で自由の利く職種を選んできましたが、子どもがある程度手を離れると人生について考える時間が増えました。同じタイミングで大学の友人が司法試験に挑戦する話を聞き、私も本当にやりたいことは何かを改めて考えるようになりました。今までの自分の成功や失敗を次の時代に繋げることができるのは子どもたちと関わる仕事だと思い、教員になることを決めました。

 

 

中学生を教える魅力

もともと高校所属であった私が一番印象的だったことは、「生徒の成長の振れ幅が大きいこと」でした。中学生は成長過程において身体的な面だけではなく、精神的にもより複雑に色々な物事を捉えられるようになり、それが人間関係の築き方や学習に向かう姿勢などにもあらわれ始めます。その変化がとても顕著で、ときには大人の予想を良い意味で裏切るような変化に驚くことが多くあります。そこに立ち会うことのできた私にとってもやりがいを感じる瞬間ですし、生徒の成長を一緒に体感することができる貴重な経験だと思っています。

              

教員を志望する皆さんへ

自分の人生だけでなく、生徒たちの人生の分岐点に立てるということはとても貴重な経験です。教員を志望しているみなさんには、是非その瞬間を一緒に悩み、苦しみ、そして楽しんでほしいと願っています。そのひと時ひと時が生徒にとっても、教員にとっても素晴らしい宝物になるのだと、私自身の体験を通して感じています。生徒の成長のために、そして自分の成長のために今できることは何かを考え、失敗を恐れずに、色々なことに挑戦してみてください。

 

また、中高一貫部では中学3年間だけでなく、高校生に成長した姿を見ることができるのも教員としての醍醐味の一つです。一貫部の職員室は、学年やクラスに縛られずに教員全体で生徒たちのことを見守る様子が特長的で、私はそんな雰囲気がとても好きです。教員を目指している皆さん、6年間を通して立派に成長を遂げる生徒たちの姿を、私たちと一緒に見守っていきませんか?