HAYASHI Takumi

Science

林 拓実(中高一貫4年生担任)

理科教諭 2019年度 常勤講師として採用

 

埼玉県の高校を出て、日本大学生物資源科学部へ進学。卒業後、本校に勤務して今年で6年目となります。恩師との出会いの頃からの「一期一会」を意識し、生徒たちにとっての一生に一度の学校生活の一つのピースになれたらと思っています。これからもさまざまな人との出会いを大切に仕事に励んでいきたいです。

 

 

理科教員を志した理由

恩師に憧れを抱いたのがきっかけです。理科は元々好きでしたが、中学時代の恩師は実験を中心に行う先生でした。週1回は必ず実験があり、常に器具に触れることのできる楽しさを今でも覚えています。また、私の「なぜ?」という疑問に向き合ってくれたのも当時の先生でした。先生の人柄に憧れ、将来は恩師のようになりたいという気持ちが強くなったことから教員を志しました。今、私も授業で実験を多くやるように心がけていますが、実験によって理科の楽しさを生徒と共有できたらと思っています。

 

 

 

中高一貫校の魅力

生徒の成長を長く感じられるのが中高一貫校の魅力です。小学校を卒業したばかりの中学1年生は、大半が地元以外のクラスメイトとの生活の中で、友達との付き合い方、気の使い方に悩みながら成長します。そしていつのまにか6年生になっていて、将来を考えて自ら学習に励んでいる姿には驚かされます。そんな6年間で重要なのが生徒との関係性です。一貫生は職員室への抵抗が少ないので、教員との距離も近く、ただ談笑しに職員室にやって来る生徒もたくさんいます。そんな関係性が6年と長く続くので、生徒の一つ一つの変化を感じやすいのも魅力だと思います。

 

 

教員を志望する皆さんへ

生徒の成長を一番身近に感じることのできる職業です。学力の伸長だけでなく、日頃の生活、グループ活動や部活動を通じた人間関係など、常に変化・成長している子供達と寄り添える仕事はなかなかありません。そして何より、卒業生が大人になって会いにきてくれる職業が教員です。保護者に次いで、子供の成長する姿を長きにわたって見届けられるのも教員です。3年・6年と関わる時間は決して多いわけではありませんが、私たちと一緒に、子供たちの進路決定の一つのきっかけになってみませんか。