7月14日、公益社団法人埼玉県視覚障害者福祉協会が主催する「第39回サウンドテーブルテニス大会」に、スポーツボランティア部と併設校の浦和大学がボランティアとして参加しました。サウンドテーブルテニスは視覚に障害を持つ方を対象としたパラスポーツで、音の鳴るボールを使って競技を行います。スポーツボランティア部は会場設営や選手の誘導、ボール回収などを担当しました。

今回、スポーツボランティア部は初めての大会参加でしたが、運営に慣れた浦和大学の学生と協力し、円滑な運営をサポートしました。競技の理解を深めるために運営の方から説明を受けた後、試合中は選手の誘導や補助に従事し、アウトとなったボールの回収も行いました。

大会終了後、埼玉県視覚障害者福祉協会の会長から感謝の言葉をいただき、「若い方が大会に関わることは大歓迎であり、このような機会が視覚障害者への理解を深めることを期待したい」とのお言葉をいただきました。

参加した部員からは、「視覚障害をもつ方のサポートの仕方を学べて有意義だった」「普段は人見知りするが、今日は率先して活動に取り組めた」などの感想が聞かれ、充実した経験となりました。今後もこのような取り組みを通じて、高校・大学の生徒・学生たちの教育機会を充実させるとともに、スポーツボランティア部として障害者スポーツの発展に貢献していきたいと考えています。