生物
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生物部活動報告
投稿日2023/1/17
株式会社イノカ見学
株式会社イノカは、日本で有数のサンゴ礁飼育技術を持つアクアリストと、東京大学でAI研究を行っていたエンジニアが中心となり、特定水域の生態系を陸上の閉鎖環境に再現することに成功したベンチャー企業です。研究機関と協同して、海洋環境の健康診断技術の確立に向けた研究を進める一方、海を守る仲間を集めるための教育を行っていることから、12月20日、浦和実業学園生物部も見学に訪れました。生徒たちは、美しいサンゴ水槽やマングローブ水槽の作成方法や管理方法などを学びました。
高尾山でのムササビ観察会
12月22日、3年ぶりに高尾山でのムササビ観察会を実施しました。参加者15名は、夕暮れ前のケーブルカーに乗り込んでムササビの観察ポイントに向かいました。ポイント到着後には軽食と防寒着への着替えを終え、ムササビが現れるのをじっと待ちました。日が暮れてまもなく、巣の中からムササビが現れ滑空する姿が確認できました。帰りは、楽しく会話をしながら徒歩で下山しました。
狭山湖付近でのカワモズク調査
12月28日、所沢市狭山湖付近のカワモズク調査を実施しました。カワモズクは淡水産の紅藻類で、絶滅危惧植物に指定されていますが、かつては食材としても用いられていたそうです。そのカワモズクは、狭山湖付近の東京都側武蔵村山市でわずかに生育しています。そこで今回、埼玉県側の所沢市で生育調査を行いました。残念ながらカワモズクの生育を確認することはできませんでしたが、次回は詳しく調査を実施する予定です。